ウイルスバスター クラウドで大容量のログファイルが生成される
エラーメッセージ/事象
事象
Cドライブの容量が急激に減少し、残り容量が少なくなる。
確認してみると、ウイルスバスター クラウドのログファイルのファイルサイズが異常に大きく(数十GB以上)なっている。
対処法
ファイルサイズが異常に大きくなっているウイルスバスター クラウドのログファイルを削除すればよい。なお、ウイルスバスター クラウドのログファイルを削除しても、次回パソコン起動時に自動的にログファイルが作成されることを確認しています。また、ログファイルを削除をしても問題は起きていませんが、念のためログファイルの削除は自己責任でお願いします。
問題のウイルスバスター クラウドのログファイルは「C:\ProgramData\Trend Micro」にある「_Trend_Vizor_uiWinMgr_S-1-5-21-XXXXXXXXXX-XXXXXXXXX-XXXXXXXXXX-XXXX.log」となります。Xは任意の数字であるが、数字の桁数は記載のものと異なる可能性があります。
なお、ProgramData フォルダは隠しファイルに設定されているため、隠しファイルを表示する設定にしないと表示されません。隠しファイルの表示方法は、隠しファイルの表示方法 Windows 10 の場合または隠しファイルの表示方法 Windows 7 の場合をお読みください。
ウイルスバスター クラウドのメイン画面がデスクトップ画面に表示されていないことを確認します。なお、ウイルスバスター クラウドを終了させる必要はなく、バックグラウンドで動作しているのは問題ありません。ウイルスバスター クラウドのメイン画面が表示されていると、ログファイルを削除しようとしても、「Trend Micro Client Main Console によってファイルは開かれているため、操作を完了できません。ファイルを閉じてから再実行してください。」と表示されて削除できません。
隠しファイルを表示する設定にしたうえで、「C:\ProgramData\Trend Micro」にアクセスします。
表示された画面から「_Trend_Vizor_uiWinMgr_S-1-5-21-XXXXXXXXXX-XXXXXXXXX-XXXXXXXXXX-XXXX.log」を探し、ファイルサイズが巨大になっていることを確認します。
ファイルサイズが巨大になっていることが確認できればファイルを削除します。
念のため、Windows を再起動して完了となります。
その他
「ウイルスバスター クラウド 17.0」をインストールした Windows 7 でこの問題が発生することを確認していますが、これ以外の環境でも同様の問題が発生するかもしれません。
隠しファイルの表示方法 Windows 10 の場合
左下のスタートボタンを左クリックして表示された画面から「ドキュメント」(ファイルのアイコン)をクリックします。
表示された画面からの左上にある「表示」タブを左クリックします。
「表示」タブの画面の右側にある「表示/非表示」の項目から「隠しファイル」を左クリックしてチェックを入れます。
以上で、隠しファイルが表示されるようになります。
隠しファイルの表示方法 Windows 7 の場合
左下のスタートボタンを左クリックして表示された画面から「コンピューター」をクリックします。
表示された画面の左上の「整理」を左クリックして、「フォルダーと検索のオプション」を左クリックします。
「フォルダー オプション」という画面が表示されるので、この画面の「表示」タブを左クリックします。
「詳細設定」の項目の「隠しファイル、隠しフォルダーおよび隠しドライブを表示する」を左クリックしてチェックを入れます。
以上で、隠しファイルが表示されるようになります。