保存した画像ファイルが開けない

事象

「Internet Explorer」を使ってインターネットから保存した画像ファイルを開こうとすると開けない。

対処法

ファイル名に.(ドット)が含まれている画像を「Internet Explorer」を使ってインターネットから画像ファイルを保存すると、保存した画像ファイルを開くことができなくなる場合があります。これは、ファイル名に.(ドット)が含まれている場合(例:error.01、拡張子も含めた場合のファイル名は error.01.jpg)に、本来つくべき拡張子が何らかの影響でつかずに、拡張子の前にあるドット以下が拡張子として認識されてしまうためである。例の場合だと、本来は error.01.jpg となり拡張子が jpg となるはずなのに、error.01 となってしまい拡張子が 01 となるため画像ファイルだと認識できなくなってしまうために開けなくなります。この現象は、登録されている拡張子を非表示に設定している場合に起こることを確認していますが、確認ができていないだけで登録されている拡張子を非表示に設定している場合にも起こる可能性があります。

画像ファイル「error.01.jpg」を保存した場合
通常 開けなくなる場合
ファイル名 error.01.jpg error.01
拡張子 jpg 01
ファイルの認識 画像(JPG)ファイルとして認識 01ファイルとして認識(画像ファイルと認識されない)

このような場合は、問題の画像ファイルのファイル名を変更することで解決できます。上記の例の場合ですと、error.01 の 01 の後ろに .jpg をつけて error.01.jpg となるようにします。この際、「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」という表示が出ますが、「はい」をクリックして問題ありません。なお、登録されている拡張子を非表示に設定している場合は、この作業を行っても見た目のファイル名は変わりませんが、アイコンの表示は変わるはずですので、アイコンが変われば問題ありません。

01ファイル JPGファイル
error.01 error.01.jpg
error.01 の後ろに .jpg をつけることで、画像(JPG)ファイルと認識されるようになり、ファイルを開くことができるようになる。

この作業は、拡張子を付けるという作業をしていますので、開けなくなった画像ファイルがどのような形式(JPEG / JPG なのか GIF なのか PNG なのかなど)だったのかがわからないといけません。写真であればほぼ間違いなく JPEG / JPG 形式ですので、.jpg をつければ問題ありません。本来の形式と異なる拡張子を付けてしまうとファイルが開けなくなる場合がありますので注意が必要です。